民謡尺八 その2!ハァハァ(●′Д`●)ハァハァ [尺八練習記]

8月15日、5回目のレッスンです♪(アップが随分遅れました…)
レッスンの最初に「いろいろ吹いてみた~?」と訊かれたので
「とにかく民謡がやりたくて必死でやってるんですけど…」と答えたら
今回のレッスンはほとんどレクチャーで終了しました(′∀`;)ゞ
おかげで内容がいっぱいの録音なので練習するときに役に立つこと間違いなし♪

よくある追分のパターンを演奏していだたいたときは
前回同様キラキラオーラ全開でニヤけてました+(゚∀゚*)キャー

 

今回のレッスンメモ...〆(゚Д゚@)


民謡の指の飾りパターンを「手」と呼びます。

三味線では決まったパターンを「決まり手」と呼びますが、
それを違うように、変わったことをやってやって目立たせることを
「手を破る」と書いて「破手(はで)」→漢字が変わって「派手」となった
↑雑学として覚えておくといいですよ、と教えてくださいました♪

☆民謡のパターン
・フレーズで音が下がっていくときは、間にひとつ上の音が入ってから下がる
(前回レッスンの復習)
「ドラ」なら「ドレラ」となる。
「(甲)ドレラ」のときにはヒハチではなくヒイチの運指を使う。

・同じ音が続くときは、ひとつ上の音を打つ
(前回レッスンの復習)

・降りていくときには間の音を打つ
「ソファレ」なら「ファ」(二孔)を打つので「ソファソファレ」と聞こえる。
「ファレド」なら「ファレファレド」になるが、「レファレ」の部分は
右手薬指と小指がばらつかないよう、同時に動かせるようにする。
(↑最初に習った練習ですね~)
また、小指は塞いだまま、薬指だけでも動かせるようにする。→※

・音が上がって下りてくるときには間の音を打つ
「レファレ」なら「ファ」(二孔)を打つので「レファソファレ」と聞こえる。
「ファラソ」なら「ラ」(四孔)を打つので「ファラドラソ」
(「ド」といっても五孔(とリの半音孔)しか塞いでいないのでちょっと高めの音)と聞こえる。
「ラドラ」なら「ド」(五孔)を打つので「ラドレドラ」
(裏孔を打つときは楽器がブレやすいので注意→前回レッスンの復習!)と聞こえる。

・吹き始るときは指を打つ
フレーズの最初の音は、ひとつ上の音を打つ。
(練習曲の「花笠音頭」の場合だと最初がヒなので裏孔を打つ。
音は装飾譜の「レ」が入って「ドレド」と聞こえる。)
音の立ち上がりが効果的に聞こえるよう、タンギングを使って吹き始める。
タンギングを使わないと「ドレド」の出だしの「ド」が鳴らずに
「レド」になってしまうこともあるので注意!
流れとしては…
タンギングを使って吹き始める
→最初の「ド」の音がしっかり鳴ったのを聞く
→裏孔をしっかり開けて「レ」の音をちゃんと鳴らす
→裏孔を塞いで「ド」の音に戻ってくる
…打ちのタイミングが重要!最初の音ひとつ出すだけでこんなに解説が沢山…(′Д`;)ゞ

・もみ手
下の音に下りるときに、すんなり下りずに装飾が沢山入る
ファ」から「」に下りるときに、
ファ ソファレファ ソファレファ ファ★ファレファ★ファレファ★ファレ 
(↑★部分に二孔で指打ちが入るので「ファソファレ」に聞こえる)と2音を行き来する。
よく「追分」で使われるパターン。
「難しいので今はできなくていいんだけど…」と教えてくださいました♪


☆トリルの特殊パターン ~「コロコロ」~
「コロコロ」とは、四孔と五孔をかざして一孔と二孔を交互に打つこと。
古典本曲「鶴の巣籠:つるのすごもり(巣鶴鈴慕:そうかくれいぼ)」では
「玉音:たまね(フラッタータンギング:舌と喉の振動を使う)」と共に
鶴の鳴き声を表現するために使われる。
七孔尺八の場合、「コロコロ」では右手小指を塞いでいなければならないため
右手薬指だけを動かすこともできるようにならないと駄目なんだよ、と
上記※部分の補足として「今はできなくていいんだけど…」と説明してくださいました♪


☆装飾は段々華美になっていく
古典本曲「鹿の遠音:しかのとおね」の冒頭は、軸となる音は「ソレ」だが
装飾が増えていき今のフレーズができあがった。
(↑さすがに文字じゃ表しきれないのでご興味ある方は聴いてみてください~)
指打ちのバリエーションが増えていった経緯を、分解して実演してくださいました♪

 

今回は、前回のレッスンを更に掘り下げたような感じになりました♪
さ~、やりますよ花笠音頭!ヾ(≧∀≦)”


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