「技術論」とは? [尺八練習記]

12月10日、9回目のレッスンです♪
引き続き、練習曲を使って「読譜力」をつける練習ですが
今回は「技術論」について説明をしていただきました。


今回のレッスンメモ...〆(..@)"

☆大切なのはイメージを持ち続けること
今は技術が追いつかなくても、曲のイメージを持ち続けることが大切。
イメージがあるからこそ、そのイメージを表現するために技術が必要になってくる。
(意味のない技術論に走らないこと!)


☆練習曲3番「雪の朝」
・「レ」の運指選択
指孔を全て開けた高い「レ」は、吹き始めと吹き収めのときには
安定があまりよくないので途中の替え指として用いるほうがよい。
(息の強弱で音程が影響を受けやすいのでデクレッシェンドが難しい)
(フォルテのまま突っ込む場合は吹き収めでも使える)
基本的にはハを使えるようにする。
(デクレッシェンドのときには裏孔を開けていけば音程が下がらない)
曲のイメージを表現するために一番合っている運指が選べるように!

・スラーの頭では的確にタンギングを使えるように
音の立ち上がりがpからの吹き始めでも安定して鳴らせるので
タンギングをして吹き始められるようにする。
デクレッシェンド後に音量を復活させるときにも
タンギングから吹き始めるとインパクトが効く。

・「♭ミ」の運指
二四五の孔を開けてカる=タという都山流の運指
三の孔をかざす(五の孔の開け具合で音程を調整)=三(さん)という琴古流の運指
→同じ音を出すのでも流派によって運指が違う。
→その流派にはその運指しかない

都山流はフォルテが得意だが、ピアノにしていくと音程が安定しなくなる。
琴古流はピアノが得意(五の孔を調整すればどんどん小さくしていける)だが
フォルテにしていくと音が上ずってかすれていってしまう。
それぞれに得意としている部分が真逆のため、補完しあえる。
→どちらの運指も使えるようにしておくと表現の幅が広がる。


☆練習曲4番「祭りのあと」
・練習番号①
アクセントをつけたときの甲ロが3倍音になりやすい…
→左手の薬指・中指に隙間が開いている場合に3倍音が鳴りやすくなるので注意。

タンギングは口先だけで息を区切る。アクセントは腹筋を使って息の団子をぶつけるように。

・練習番号②
5~8小節目の部分は八分音符を少し短めに吹くとリズムが出る。
↑1~4小節目がスラーなので、コントラストがつく。

・練習番号③
5~8小節目のマルカートは
長さは拍いっぱいにするのか・短めにするのか
一音ずつ同じ音の大きさにするのか・一音ずつデクレッシェンド気味にするのか
によってイメージが随分変わるので
いろいろな吹き方で試してみて「この部分のイメージを伝えるためにはこの演奏方法!」
というものを、確信をもって選択する。
何となくで選ぶのではなく自分の意思を持って選択したほうが、伝える力は大きくなる。
「本当はこういうイメージなんだけど思うようにいかない!」というときに
どういう技術を使って練習すればイメージに近づけられるかという有意義な技術論ができる。


実は11月22日に携帯メールを打ちながら車の後部座席から降りてドアを閉めたら
左手の中指をドアに挟みまして…。やっぱり見ないで後ろ手でやったのがまずかったorz
湯乃蔵ガーデンに行ったのに風呂に入らずにしょんぼりしながら帰宅したのでした(′・ω・`)
爪の付け根あたりを挟んだようで、皮が剥けて流血沙汰です。
そりゃあもう痛かったのですが指を抱えてしゃがみこみながらすぐに頭に浮かんだのは
「尺八の練習できるのかな…」
帰宅後ひとまず絆創膏を貼り、すぐに悠くんに手を伸ばしたのでありました。
「よし、指の腹を外して絆創膏貼ればイケる!!」
…と、腫れた指(押すと痛い!)で中継ぎに開いた孔を押さえておりました。

翌日、キズパワーパッドの存在を知り、そのまた翌日に薬局へ。
水がしみなくてよい感じ~ヾ(′∀`*)ノ"
とりあえず貼ってから説明書を読むと「翌日になっての使用開始はお止めください」
は~ぃ、翌々日だから大丈夫~ヾ(゚∀゚@)ノシ"(マテコラ
若干ビクビクしながら三日経ち、貼り替えたのですが
剥がして傷を見てみると、わゎ~皮が折れて爪のほうにまくれあがってる~~!!
うゎ~ん、くっついちゃってて皮がない部分に戻せないよ~…(ノД`;)
指に開いた穴に皮を戻すのを諦め、新しいキズパワーパッドを貼り安心したところで…
…なんか急に気持ち悪くなって目の前が真っ暗になってきたぞ??
慌てて水を飲んでソファに倒れこみました。どうやらこれが貧血というやつらしいです。
ソファで悠くん(←ソファが定位置)抱いてしばらく寝っ転がってました。

ちなみに「指用6枚入」というのを買ったのですが、三角形のもの3枚と細長いもの3枚入で
三角形のものは指の腹につかなくて便利なのですが
それを使い切った後は残った細長いほうでどうやって指の腹を出すか…
指に巻くという正しい方法で使用してしまえば当然指の腹は潰れるので
苦肉の策で伸ばしたまま指の背にまっすぐ貼るという手段に。指曲げづらいし!!

でも、何とかレッスンまでには絆創膏を外すことができました(′∀`;)ゞ
指のほうはしっかり治りましたが、今でも爪に若干穴が開いておりまして
剥離した爪の隙間に水が入ってふやけると強度が落ちて危険です(′д`川)
現在、爪の穴を液状絆創膏で塞いで対応しております~…。


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