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尺八楽曲聴き比べの勉強! [尺八雑記]

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き乃はちさんの尺八への想いをいろいろ伺って、もっとクラも勉強したい!と思い
左手の訓練もさることながらひとまず耳から入ることに。
最近、いつも聴き慣れた曲を聴き流していることが多いので
音源を持っていながら実は普段あまり聴いていない尺八曲を沢山聴くことにしました。

あまり曲のタイトルを見ずに聴いていることが多いので
タイトルと曲がつながっていないことがありまして…(´∀`;)
好きで割とよく聴いているクラの先生のCDを聴いている際、
「あぁ~、この曲大好きなんだよね~」と、ふとタイトルを見ると「秋の曲」

…ん、んん?あれ??(・ ∀ ・@) …それってもしかして!Σ(゚∀゚;)ァ!!

クラの脳内で、ある記憶とリンクしました。
http://www.shikaku.co.jp/club-s-web/05/index.html
この記事で、き乃はちさんが大学時代に車のラジオで聴いて衝撃を受けたという
師匠の曲について話されているのですが
「尺八と二十弦琴を現代曲でアレンジした、メロディアスな秋の曲でした。」と…。
クラの頭の中にはシッカリ「秋の曲」という単語が残っていたのに
何といつも聴いているその曲と記憶が繋がっていなかったんです!!
何たる失態!!!!

この瞬間、三橋貴風先生のCDを探そうと決心。
って、Amazonですぐ見つけられる時代ですけどね!
上野で三橋先生とき乃はちさんがライブをされた際は、
「師匠の音と(自分の音が)聴き分けがつかなかった」
き乃はちさんと前田さんも仰っていた音で、是非ともあの大好きな「秋の曲」を聴かねば!

「出品者より購入」でしか入手できませんでした。しかも新品1件・中古1件。
超貴重品じゃないですか!!Σ(゚д゚;)
で、新品で注文したら在庫切れの出品者都合でキャンセル。がぼーん。
中古のほうでどうにかゲットできました☆


聴いてまず、うわぁ…という感嘆の声しか出ませんでした。
同じ曲でも奏者によってこれだけ表現方法が違うもんかと…。

米澤先生の音が開けたての日本酒なら、三橋先生の音は開けて少し寝かせた日本酒、
という感じでしょうか…。(何でも酒にするなって?)
「アルコールが少し立っているキリっとした薫り高い感じ」
「少しアルコールが飛んで、丸くなり旨味が出た感じ」
どっちも違う良さがあって素敵なんです。
同じ譜面を読んでも、解釈の仕方で曲の表情が全く違っていて…
聴き比べって楽しいですね!

三橋先生のCDはこれで2枚目ですが…少しずつ集めていこうかな~♪"(´艸`)


き乃はちさんの師匠・三橋貴風先生のワークショップに参加してきました! [尺八雑記]

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みなとみらいホールのリハーサル室にて
三橋貴風先生と、製管師の星梵竹先生によるワークショップがあったので参加してきました!

実は同時刻、き乃はちさんが地元の神社のお祭りでKIJIさんと共に
奉納演奏をされるとのことで、それを知ったのは
ワークショップに申し込みを済ませてからのことでして…。
1月22日のき乃はちさんがゲスト出演されたKIJIさんのライブにも行けなかったのに
またしてもチャンスを逃しました~~~;;うぅぅ。

ちょっと本当にどうしようか少~し悩んだのですが、絶対にいい勉強になると思って
予定通りワークショップに参加することに。


尺八を習い始める前にいろいろインターネットで調べて
製作過程や部位の名称などをある程度知っていたので、ナルホド!と楽しめましたが
もし全く知識ナシで参加されていた方がいらっしゃったら、
ちょっと難しかったかもしれません(′へ`;)
もともと参加費が1,000円と格安だったので、
1,500円にしてでもカラー写真つきのレジュメ(用語がルビ付漢字表記で解説つきのもの!)
が欲しかったかな~と感じましたね。

調べて知っていたこと(検索すればすぐわかること)は割愛!
今回参加してみて面白かったことだけご紹介♪(′艸`)"


○北西の竹がいい
日当たりがいい場所ですくすくと成長した柔らかく竹よりも
日当たりが悪い場所で成長した硬くて芯の詰まった竹のほうが
尺八には向いているんだそうです。

あ!建築材料でも厳しい環境で育った木材のほうがいいって聞いたことがあるような…。
トマトも水分少ないところで育ったほうが産毛が出てきたり甘くなったりするし…。

鍛えたほうがいいものができるってことですね♪(′∀`人)(括るな


○唄口はアクリル樹脂製!
「水牛の角や象牙なんかが高級品で、プラスチックだと廉価品」なんて思っていたのですが
水牛の角は水分で変形したり虫食いしたりするので、
安定した物質であるアクリル樹脂のほうが材質としては優れているんだそうです。
イメージで決めてかかっての思い込みってよくないですね~…(・ ・;)


○節を1つ抜いてひっくり返す
延べ管(中継ぎがなく1本のもの)ではなく、中継ぎありで製作するのは
①節の位置がピッタリの竹はなかなかない
②製作中、延べ管だと作業がしづらい(特に管内!)
③持ち運びに便利(完成後)
などの理由がありますが、
中継ぎを作る際に節の位置を調節するために1つ節を抜いて切るそうです。
ただ、そうしてしまうと面(つら=前から楽器を見たときの正面顔ですネ)に対して
節の向きが合わなくなってしまうそうなんです。
竹の節の向きって、互い違いになってるんですって!知らなかった!!∑(゚Д゚;)

↓クラ落描きによる解説

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「⇔部分」を切って抜いてしまうと節の傾きが不自然に…。
それを解決するために、何と上管は竹を180度回転させて使用するんですって!!
「ズボンはちゃんと穿けた!でもTシャツ前後逆!!」っていうイメージですか(ェ!?
なんかそんな絵がクラの頭に浮かんできちゃいましたョ…(・∀・;)ゞ


○直管(ちょっかん)・曲管(きょっかん)による音の違い
尺八は筒に穴があいているだけというシンプルな構造の楽器なので
ちょっとした条件の違いが様々に音色に影響するそうです。

直管はシャープでクリアな音、曲管は少しこもった柔らかい音がするそうです。
結局は好みの問題、なんだそうですが…。
ものによっては唄口から中を覗いて、管尻から向こうが見えないくらい曲がりのついた
曲管もあるそうですよ!製作の作業しづらそうですね…。


○流派によって顎あたりの角度が違う!
尺八には流派がいくつかありますが、流派によって違うところは
唄口の形(黒いバチ型・扇型の部分)が違うだけだと思っていたらそうではないのですね…。
都山は譜面を譜面台に置くため楽器は横から見ると斜め(管尻が前に出る)になりますが
琴古は譜面を床に置くので楽器を比較的立てて吹くため、顎あたりも都山に比べて
多く落としてあるのだそうです。
流派によって顎あたりの切断角度が違うだなんて初めて知りました♪


○流派によって工具が違う!
星梵竹先生は、琴古・都山・普化の尺八を製作されているそうなのですが
流派によって製作工程で使用する工具も違うのだそうです。
言われてみれば…竹を違う唄口の形に切るために同じ工具ってことはないですよね…。
面白いのが琴古のバチ型を切るための工具。
彫刻刀のような、斜めの片刃のものを使うのですが
「右カドを切る用」と「左カドを切る用」で左右逆に斜めになったものを使っているんです。
工具も作業がしやすいように工夫されているんですね♪


○空き瓶が鳴らない!?
受講生が実際に尺八を吹いてみるコーナーでは、もしかして竹の尺八が吹けるかな~と
ちょっと期待しつつも、三橋貴風先生だとNOBLE管かな?なんて思っていたのですが
…NOBLE管正解でしたヾ(・∀・)
どんな音がするんだろうと吹いてみましたが…うっ、やたら軽いし倍音鳴らしにくい!!
(や、重さに関しては悠くんが竹に比べてやたら重いのですが…。)
乙は鳴らせるけど甲が出しにくいだなんて、普段の逆です…。
やっぱり素人はいつも使っている楽器と違うものだとコントロールが難しいです!

…で、そんなことをしている奥では星梵竹先生と三橋貴風先生が
お酒の空き瓶を持って解説中でした。
「皆さんも宴会でビンを鳴らしたこと、ありますよね~」と、ビンに息を吹き入れるように
尺八も吹いてみましょう、という説明をされていたのですが…
星梵竹先生は見事にビンで倍音まで鳴らされていたのですが
その横で音が出ない三橋貴風先生。∑(・∀・)あれっ?
試しにお二方のビンを交換してやってみたのですが、先ほどと同じ光景が…。∑(゚∀゚;)え!?
まさかの展開にクラも驚くやらおかしいやらでクリーンヒットでした。
三橋貴風先生、調子悪かったんでしょうか…すごい奏者でもこんなことってあるんですね…。

結論:空き瓶が鳴らなくても尺八は超鳴らせることもある(笑)

 

他にも、尺八は中国から伝来して元々六孔だった話や、
その尺八(聖徳太子が愛用したそうで、正倉院にあるのだそうです)を復元して製作した話、
一音成仏の話などなどなどなど…様々な話が聴けてとても楽しかったです☆

同じ「尺八」でも、長いものと短いものでは音色が全然違うという話では
実際に三橋貴風先生が吹いてくださったのですが、ちょっと吹いただけで
わぁ…と感嘆の声が出てしまいました。…(゚Д゚*)
き乃はちさんが弟子入りを決意した音、ですよね…本当にいい音でした!!
講師演奏のコーナーでは鹿の遠音を星梵竹先生とともに演奏してくださったのですが
そりゃあもういい音で!始終惹きこまれっぱなしでした!!


今回、初めて普化の唄口の形を知ったのですが…都山よりも薄くて広い扇形なんですね!
これってもしや、き乃はちさんのライブの際に見た尺八の中に都山が1本あったような?と
思ったアレかもしれない!Σ(・∀・)と思いました。
虚無僧の格好して行脚されたこともあるき乃はちさんのことですから
普化なら納得!ですネ♪ヾ(・∀・)ノ"

き乃はちさんの奉納演奏を聴きにいけなかったのは残念でしたが
とても充実の2時間でした!
今度は日本音楽集団で三橋貴風先生が出演されるコンサートがあったら行きたいです♪
(′∀`人)"


錦水さん参加作品♪ Bamboo Tapestry [尺八雑記]

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き乃はちさんのライブに行くどころか、
今日は20時まで残業してましたー(′・ω・`川)あがが

疲労困憊帰宅すると、Amazonで注文してあったCDが届いておりました♪(′∀`@)ぉ
前回のがちラジ!エンタスペシャルで錦水さんにあんなこと言われちゃったら
声を大にして言うしかあるまい。
錦水さ~ん、尺八もステキですよ~!!>"L(゚Д゚L*)
お母様や娘さんの唄まで聴けて大満足な1枚です☆


悠くんの寝袋♪ [尺八雑記]

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誕生日プレゼントで買ってもらったミシンで作った1作品目♪
悠くんの寝袋第3弾です☆

この生地を買ってきたのが1年前…浅草の「音のヨーロー堂」に行った帰りでした(′∀`*)エヘラァ
1年越しでやっと作りましたよ~~;;

今回使ってない生地でも作らなきゃ♪


悠くんじゃなかった!! [尺八雑記]

ジャパネットたかたのカタログが届いたのでパラパラと見てみたら…

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な、なんでもありますね、ジャパネットたかた!!∑(゚Д゚;)

びっくりです。せっかくなので購入ページはコチラ(笑)↓

https://www.japanet.co.jp/shopping/internet/InetGoodsListSearch.do


見事な吹きっぷり! [尺八雑記]

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3/19「ハワイアンズ」、3/20「アクアマリンふくしま」「ら・ら・ミュウ」に行ったお土産♪
ココペリのぬいぐるみは一目見たときに「尺八吹いてるみたい!」と思って説明書きを読んだら
このカラーリングのコは「夢の実現を助ける」といういう意味があるらしく
更に気に入ってしまい、友人の分までオソロイで買ってきちゃいました(′艸`)"
手ぬぐいは音楽記号が一面に印刷されていて楽しげだったので
これまた露切りに使おうと思いゲット☆
こちらも先生にお土産でオソロイしちゃいました~(′艸`*)"

3/20は宿のチェックアウト前の散歩のときに、
3/21は帰りの特急到着前に空き地を見つけて尺八吹いてきちゃいました♪
さり気に「宙へ」も吹いちゃいました♪
こんな寒空の下に出て、きっと悠くんもびっくりしたに違いない。

3/18の夜は「温暖で雪は数えるくらいしか降らない」と観光ガイドにも書いてあったいわきで
雪に降られ、いい音を聴いてきた直後だったこともあり
「雪の音」を吹きたかったりしたのですが、そんな場所も時間もなくあえなく断念。

3/18は内郷駅から白水阿弥陀堂まで迷いながら徒歩で行き
3/19はウォータースライダーをフリーパスの元を取ろうと12回も滑ってその分階段を上り
3/20はアクアマリンふくしまとら・ら・ミュウをウロウロ歩き
3日間よく動きました(′д`;)ゞ

3/21に川崎のラゾーナへショッピング行ったときは脚が限界でしたね~…。

さぁて、休み中に練習できなかった分、マジメに練習せんと!


こんなん出てきた(驚)! [尺八雑記]

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棚の片付けをしている際に、ファイルから出てきました。
クラが大学生の頃、塾講師のアルバイトをしていたときに生徒からもらった手紙です。
イラストの裏の文面を見ると今から6年ほど前にもらったもののようで…。

当時はまさか後に尺八吹くようになろうとは夢にも思わなかったのに!
あの子には何かが見えていたのでしょうか!?
あと4年後にはこうなっている…のか??(′艸`;)”
や、お金が飛んでくる程だから相当上手くなってるに違いない、と
都合がいいように考えてみる(笑)。


尺八の根付ヾ(≧∀≦)ノシ”カワイー [尺八雑記]

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今年中のアップ、間に合いました(′∀`;)ゞ

随分経ってしまったのですが友人から根付をもらいました。
金の尺八!超かわいい~~~~!!ヾ(≧∀≦)ノシ”
サイズは六寸管の10分の1です(′艸`@)”
尺八をモチーフにした小物なんてなかなかないのでとても嬉しいです♪

悠くんの袋につけたいところですが、紛失や破損が怖くて装備できません。
大事に飾っておこ~っと♪(′∀`人)ウフ♪


悠くんを洋物と並べてみた(ぁ [尺八雑記]

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バタバタと年賀状作成です(′Д`;)ゞ
毎年1ヶ月くらいかけてイラストを描いていましたが、今回は半日で製作しました。
驚異的な速さです。

毎日忙殺されていて尺八の練習時間もまともに取れない日が続いています。
イラストを描く時間なんて皆無です。
久々に紙に向かってシャープペンシルを走らせてみるとやっぱり楽しいです。
たまには絵も描きたいなと思いました。あぁ時間が足りない。。。

年賀状の印刷待ち中に天袋の片付けをしていたらアルトリコーダーが発掘されました。
学生の頃から長い長いとは思っていましたが、こうして悠くんと並べてみるとやっぱ長い!
六寸管とほぼ同じ長さのクセして指孔が八寸管とほぼ同じ間隔で開いてるとか!!
よく見ると右手薬指⇔小指の間隔、アルトリコーダーのほうが長いし…∑(゚Д゚川)
まぁ孔の大きさは比べ物にならないくらい悠くんのほうが大きいので
押さえにくさで言ったら圧勝なんですけどね・・・orz
押さえにくさと言ったら、裏孔の位置も圧勝。遠いです。


さ、早く寝て明日は年賀状の表面印刷しなきゃ!(既に遅いですが…)


先生出演の演奏会♪「春の海」聴いちゃいます(′∀`人)" [尺八雑記]

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先生に手配をお願いしてあったチケット、今日のレッスンでいただいてきました☆

春の海・日中の楽器で奏でる初春の調べ 邦楽いろはにほ~其の伍
日時:2010年1月11日(祝) 14時開演
場所:横浜市岩間市民プラザ4Fホール
出演:ツァオシィエチン、ウェイウェイ、米澤浩、熊沢栄利子
料金:2500円

新春に尺八と筝といえば「春の海」!
定番中の定番を先生の演奏で聴けるなんて楽しみです♪ヾ(≧∀≦)ノシ”


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