「歌心とはなんぞや?」~読譜力をつけよう~ その2 [尺八練習記]

11月19日、8回目のレッスンです♪
今回も前回に引き続き「読譜力」をつけるための解説を受けながらの練習です。


今回のレッスンメモ...〆(..@)"

☆練習曲1番「春の宵」
・指の都合でテンポを決めるのではなく、イメージでテンポを決める
「流れるように」という指示があるので、そこからイメージを決める。
練習番号①の八分音符が入り動きが出てきたあたりがイメージを掴みやすい。
「この速さだと指が動かないから…」とテンポを決めるのではなく
表現したいイメージからテンポを決め、メトロノームを使って練習しましょう。
(苦手な運指でテンポに遅れたり、転んだりしないようにメトロノームに合わせること!)
→この曲のテンポは70くらい


☆練習曲2番「冬の星」
・前半と後半の指示からイメージを決め、テンポを決める
「軽快」に→テンポは106くらい
「ゆっくりと」→テンポは55くらい

・練習番号③
テンポ55くらいのイメージを持っていたのであれば、
その速さで(スラーがかかった)3小節を吹けるくらいの大きさのmpで吹くようにする。
ペース配分を考えて息のご利用は計画的に。→今後ブレストレーニングですね…。

・タンギングと指打ちを使い分けてもOK
前半と後半で曲想が変わるので一方をタンギングで吹いて、もう一方を指打ちで吹いても
コントラストがはっきりするので面白くなる。
→両方をパッと使い分けられるようにならないとできないので練習!


☆練習曲3番「雪の朝」
・「中庸のはやさで」(=テンポ64くらい)
曲のイメージについての指示はない。イメージは自分で作る。
先生曰く、「演奏は塗り絵と同じ」
=楽譜という枠線があって、音にどんな表現という色をつけてイメージを完成させるか

・最初の8小節
1~2小節・5~6小節の部分は
1音1音にデクレッシェンドをつけるのか、1小節かけてデクレッシェンドするのかで
表現も変わるので、イメージを膨らませてから決定する。

・練習番号①
mfしか書いていないが、同じメロディが2回ずつ繰り返されるので
ただ棒吹きするのではなくイメージを作ってから音の強弱をつける。
筝の楽譜もヒントにしながらイメージを作ってみる。


☆練習曲4番「祭りのあと」
「のびのびと」という指示があり、強弱記号もついているので
練習曲3番よりは(楽譜どおりに吹けばよいので)表現は楽。

・アクセントの吹き方
アクセントは腹筋を使って息の団子をぶつけるように吹く。
練習番号①はアクセントとマルカートの違いを表現できるように。

 


長沢勝俊先生の曲はあまり強弱記号などの指示が多くないそうで、
「曲のイメージをちゃんと組み立ててから演奏しないと様にならない」と
先生もおっしゃっていました。練習曲3番はその片鱗だそうです(′艸`;)”


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